蚕豆神社について

ご由緒について

当神社の御祭神『罔象女神(みつはのめのかみ)』は、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)の二神による国生み・神生みの終わりに、伊邪那美命が火神を生んで病んだとき、その尿から生まれた水を司る女神様です。
水一切を司る神様で水利の神として、又は雨の神として信仰され、五穀の豊穣に特に早続きには降雨を、長雨の時には止雨を祈るなど、事あるごとに心からなる朝野の信仰を捧げ、水神の御加護を祈ってきました。
2020 年11 月22 日、『水神宗社 丹生川上神社中社』より分祀。丹生川上神社(にうかわかみじんじゃ)は、奈良県吉野郡東吉野村にある神社。式内社(名神大社)、二十二社の一社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。古くは神武天皇が祈りを捧げた場所と『古事記』にも記載され、歴代の天皇がお参りされております。

御祭神を分祀させていただきました水神宗社 奈良県吉野産の「榁(ムロ)の木」を蚕豆神社の御神柱としております。

ユネスコ無形文化遺産である鹿沼彫刻屋台の彫刻を手掛ける、黒崎嘉門氏が制作。本殿にはシーラカンス・亀・獅子・鳳凰の繊細かつ華麗で躍動感あふれる四つの彫刻欄間が配置されています。
陸に動物が存在するには腎臓の発生が必須でした。生命が誕生し、水から陸に上がり、空を舞う「生命の進化」を表現しております。

分霊の儀

2020 年11 月22 日、透析治療に重要な水を司る神である『罔象女神(みつはのめのかみ)』を腎臓・透析の女神として、水神宗社 丹生川上神社中社(奈良県・宮司 日下康寬氏)より分祀させて頂きました。その様子をおさめたものです。